2009年6月13日土曜日

ここはどこ?

さて、クイズの時間です。

地名を当ててください。

たすくちゃんは歩いていました。

すると目の前にはバーガーキングが・・・・

店内に入るとメニューは全て英語で書かれています。

もちろん店員さんもみんな英語でしゃべります。

お客さんの声に耳をかたむけてみましょう。

英語でしゃべっています。

普通のセットを+100円くらいで日本人が想像もつかないくらいのビッグサイズにすることができます。

ちなみに飲み物はドリンクバー形式でコーラとスプライトの品揃えが半端ありません。

たすくちゃんはお会計をすましてふとレシートをみました。

値段は米ドルで表記されています。

まあ、海でも見ながら食事をしている、店内にはなぜかマライヤキャリーの曲が流れているではありませんか。

食べ終え、店の前の海岸沿いへ出てみるとウィルソンのラケットバックを担いでいる少年に出会いました。

そのあと、お金があんまりないことに気づいた、たすくちゃんはATMでキャッシングするとお金は米ドルで出てきました。

さて、ここはどこでしょう??




てことでそこに行ってきました。

ヒントはダマスから車で4時間くらいのところです。


もうわかったかな?

答えはベイルートというレバノンの首都です。

上記のことは全く脚色をしていない事実です。

はっきりいってまったく中東とは思えない・・・・

国民の半分はイスラム教のはずなのにヒジャーブをしている女性は1割くらい

あと、街にある看板の女性の肌の露出の量!

サウジ人の男性が見れば鼻血ブーであることは間違いない(ピュアな奴に限りね。)

違う

異質だ。

質が違う。

これは中東なのですか?

いいえ、欧米のリゾート地です。

といってもいいくらいだ。

なにせ、中東諸国では見たことがないほんまもんのジョルジョアルマーニやアディダスやKENZOまであるのです。(パチモンならシリアでもあふれかえってるけどね)

はっきりいってシリアの生活にそこそこ慣れてしまった僕にはそうとうきつい暮らしになることでしょう。

というのも9月ごろにレバノンにお引っ越しするつもりです。(インシャアッラー)

その下見のつもりでいってきたのですが、すでに不安でいっぱいです。

なにせ、バーガーキングの他には水しか買ってないほど物価が高く感じる。
(ていうか現地通貨で10万とか表示されてるとまったく計算ができん!あとなんでレバノンの新聞なのにシリアで買った方が安いの?)

やっぱシリアっていいとこなんだなあ~

と改めて感じましたとさ。

チャン、チャン

p.s. まったく関係をないことですが、教室のドアに張ってある僕の名前の表記が「マツマラ」になってることが気になります。 

2009年6月10日水曜日

選挙速報

レバノン選挙、ハリーリの息子が勝ちましたね。

そのおかげでシリアの新聞はレバノンの選挙情報はほとんどのせません。

マニアックな話はこれくらいにしておき

シリアはもう夏です。

なにを唐突に!

と思いましたね。

それはおいとき

温度計が40度を超えているくらいの日々が連日続いています。このままいったら12月には80度を超えてまいます。

そんな暑い日々の中でうれしいことが一つ

夏野菜がうまい(あっ、フルーツもね)

ちょっと自炊をさぼっていた時期もありましたが最近は毎日自分の手料理

神がくれたこの才能にほれぼれする日々です。

そして、今日は夏野菜のパスタをつくってみたのです。

うううううううううう、うまっい!!!!

きっと周富徳と夏野菜イタリアン対決をしたら僕は勝っていたことでしょう。

と無駄なことを考えながら食べていました。

ハンドゥリッラー(ちまみにごちそうさまもこれで、いただきますはビスミンラーヒです)

で、こんな無駄なことを書いている理由はというと
そうです。明日は1時間まるまるお一人様のプレゼンが控えているのです。

今夜がやま~だ。

まあなんとかなるでしょう。

そんな場所です。

2009年6月6日土曜日

はやいもんで

さてさて、書くこともなくなってきましたね。

そう思ってカレンダーをふとみると何ヶ月ここにいたと思います?


さ・ん・か・げ・つ


おおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!

やってもた。もうここに三ヶ月もいるなんて!!!!

やばす、やばす

とあせりながらもこんなブログを書いている今日この頃、みなさまお元気ですか?

僕はお元気です。

さて、だいぶご無沙汰してしまったようです。

いまちょっぴりへこんでます。

アラビア語にうちのめされました。

はは

愚痴はこのへんにしておき

おもしろいことは特にないので先日あった怖い話をしましょうかね。

先日、バーブ・シャルキーの近くのスーク(市場)をぶらぶらしていました。

あんま思ったよりも野菜、安くねえなあ~

と思いつつ家に帰ろうとしたときです。
テンションの高い、薄汚いおっさんに声をかけられました。

「おい、何人だ?」

日本人だと答えると自分の知ってる日本人の名前をあげだしました。

そして、そのなかに僕の知り合いの名が・・・

そう、僕はこのおじさんをうすうす、知っていたのです。

他の日本人から存在は聞いていました。

さそわれたので暇だからついていきました。

おっさんの知り合いのお店でシロップのような紅茶を呼ばれ、

おっさんの知り合いの靴下工場で偽ブランド作りのブランドを目撃してしまい、

そしてやっとおっさんの家に。




きっ、きたない!!!!

おっさんの部屋の第一印象です。

床にものが投げ散らかしてあり、まさにカオスってかんじです。

そこでお茶をよばれ、おじさんが知っている日本の知識や日本人についての一方的な会話が続き、

しゃべることがなくなると僕の体をぺたぺたさわりながら

「アハランワサハラン、アハランワサハラン」

というのです。

「やべえなあ、こいつ。もしかして俺の体目当てか?」

とちょっと恐怖心をいだきながら時間をすごしているとなんかいすの下から変な音がするではないですか。

僕が不振そうな顔をしているとおっさんはいいました。

「子猫をかっているんだ」

な、なんと

子猫というものに目がない松村君はうれしさのあまり目をランランと輝かせたらおっさんはいった。

「みる?」

ぜひ!

とはいってないけど、「うん」的な感じでいすの下にいる子猫をみました。

「かわいい」

かわいすぎる。

でも子猫はおっさんの部屋のカオスの中に逃げこんでしまいました。

そうこうしているうちに携帯の時計は7時を表していました。

やばい!

なにがやばいかって?

私の知り合いの情報によるとそのおっさんの家でご飯をよばれるとまずい上に、必ずあたるらしいのです。

学校がまだあったのでそれは是非とも回避しなくてはいけません。

私はいいました

「じゃあ、そろそろ勉強の時間だからかえるね。」

おじさんは必死に止めようとしました。

でもそこを押し切り、帰ろうとするとおじさんもついてきて

「家までおくるよ」

的な雰囲気をだされました。

帰りしな、近くのマスジド(礼拝所)を見学さしてくれ、実はいいやつなんじゃ・・・

と思っていると僕の靴を片一方履くというくだらないことをしたので

はあああ????

って感じのオーラを発揮したらおっさんはおとなしく靴をかえしました。

ちょっと家の詳細を教えるのは怖かったので一本前の道で

「ここが家だから」

といったら、おっさんは

「朝まで勉強しろよ」

といってお別れをしました。

そしてこないだ学校に行く途中でおっさんに発見されてしまったのです。

ちょっと寝坊気味でいそいでたので

「時間がないの!!!」

といってむげにあつかってしまいました。

あっ、ちなみに噂なんですが去年退官された福原先生が今度の9月からジャイカのシニア隊員としてダマスカス大学で日本語を教えられるらしいです。

みなさま暇なら遊びにきてね!

豚インフルは豚がいないのに出たらしいです(笑)

ではヤッラ、バーイ