2009年8月28日金曜日

そして誰もいなくなった・・・・

昨日、ダマスに来ていた父が旅立ちました

日本にね

9月前という時期の問題もあり私が親交をもっていた人はほとんどダマスから消えました。

なんかさみしいよね。

ということであんまりくさいことは好きではないのですが、人の出会いについて書くことにしましょう。

最近感じていたのですが人と人の出会いってほんと不思議だと思いませんか?

今回のシリア農村ホームステーでもそうです。

今回は某大学様の調査に便乗させてもらったため、その人たちが帰る前に挨拶をしにいったのですが、

うちのシリアでのおばあちゃんが僕に言うわけです。

「ダマスではなにをやってたの?」

「元気だったかい?」

「おなかはすいてない?」(ラマダーン中にもかかわらず)

挙げ句の果てには

「早く村に帰ってきなさい!」

と言われてしまった・・・・

すごくありがたいし、こないだまで見ず知らずだった俺を自分の家に泊めてくれて、しかも今や俺の健康にまで気遣ってくれ、家族のように扱ってくれる(涙)

でも考えて見てください。

振り返ってみれば、某大学様のある男(今回、こなかったけど・・・)に今年3月、出会っていなければ私のシリアンファミリーと私が出会うこともなかったし、

私が2月の最後に留学へ出発していなければ、某大学のアル男と出会うこともなかったのです。

もう1越えすれば、私がシリアでの留学・・・、いや、アラビア語を勉強することを決意していなければ今回出会った人たちと出会うことはきっと1回もなかったはずです。

不思議ですよね~


今月はアラビア語の勉強における進歩はほとんどなかった(てかフスハー的にはすっげー退化?アンミーヤ力は微妙に上昇したけど)けどすっごく有意義に過ごせたし、楽しかった。実はシリアに来て一番充実した時間を過ごせたのではないかと思うくらいだ。

こんなこと書いてたら家族が懐かしくなっちゃったよ、シリアのね。

よし!明日くらいにラマダーン中だけど遊びに行こう!!!!!!!!

あっ!なんか俺らしくない・・・・・

へたこいた~!!!!!!

てことで今回もボーナストラックをつけるので皆さん我慢してください。でもちょっと下ネタ気味なので苦手な人はここでバイバイしましょう。

これはホームステー中のある朝の出来事です。

うちには「アフマドさん」というどうしようもなくおバカな2歳児がいます。

アフマドさんは2歳のくせに家族のなかでも早起きさんです(ていっても9時くらいだけど)

そんなアフマドさんにはある習性があります。

彼、なんでも自分の股間にいれてしまうんです。

先日もベルトを自分の股間にしまい込んでいました。

僕の常識ではベルトは腰に巻く物だったのに・・・ アフマドさんって斬新!フー!!!

で、そんな彼がある日やらかした出来事なんですが、彼、どこからか壊れたサングラスの枠を持ち出してきました。

そして、いつものように自分の股間に入れるわけです。

そこまではよしとしましょう。

その股間に入れたあとアフマドさんは股間の大きくなった部分(グラサンね)をおじいちゃんにさわらせ、そしておばあちゃんにもさわらせました。

二人とも「あ~、堅いわね~」的なことをいい、アフマドさんはその言葉に満足した面持ちで自然と横に座っていた僕のところに来て「さわれ!」っていってきました。

僕は優しいのでアフマドさんの行動にのってあげようと思いグラサンと思われる部分をさわりました。

するとアフマドさんは

「違う、違う。こっち、こっち。」といってきたのです。

仕方なくそっちをさわると、ぷにゅっとした感触が・・・・

そっちはアフマドさんのご本尊でした。

あ~あ、もう家族の一員として彼の未来が思いやられます。

この文章ってセクハラとかになりませんよね??

みんな俺を訴えないでね。

ハラース

あと、某大学のおつかれさんの人このブログ発見できたかな?




ちなみにダマスカスのラマダーン、全然楽しくない。

俺は不満だーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(おい!そこのお前、肥満と読み間違えただろ)

2009年8月21日金曜日

しゅうりょう

ベドウィン生活終了しました。なんか楽しかったわ。

あっ、どうも僕です。

晴れて私も22歳にようやくなれました。

私のようなものの誕生日を覚えていてくださった皆様ほんとうにありがとうございます。

ネットカフェで泣きそうになりました。

さてさて、ホームステイはネタの宝庫だったので書きたい話はいっぱいあるのですが、それはおいときどんな誕生日をすごしたのか興味はないですか?

あるよね、ねねね!!!!


ではまずは22歳を迎えた瞬間のお話をしましょう。

20歳のときから誕生日になる0:00にやっていたことを覚えようという密かな行事が存在するのです。

私は誕生日がくる1時間前から時計をちらちら見ていました。

その現場にいたのは約10名、26kgあるすいかをみんなでほおばっていました。

11:10 みんなはホブスというパンの値段に関する論争をしていました。うちの家は村のなかでもお金がある方(40型くらいの液晶テレビがある)なのに毎日、パンの値段、トマトの値段、ジュースの値段を「朝まで生テレビ」ばりに論争しちゃうんです。

11:40 なぜかサウジ王室の女性に関する論争に急転換

11:55 いつも通り向学心旺盛な村長が日本語の単語を聞いてきたので、めんどくせえと思いつつ、俺の日本語授業がスタート

そして、8月18日そのときがきました。

私は体の向きを変えました。

すると私の体から

「ぶー」

という高貴な音が・・・・

ふいに「アフワン」(「失礼しました!」的な意味)といってしまう

すると村長がとぼけた感じで「何がアフワンなの?」といい、ほくそ笑む。

するとみんな大爆笑

なんて忘れなれない誕生日になってしまったのでしょうか(涙)

誕生日を祝ってもらった編は次に書きます。

つづく

2009年8月13日木曜日

ほーむすてい

久々にダマスに帰ってきたので途中経過でも・・・

なんか濃いわ

色々、毎日ありすぎて困る

今、ベドウィンの大家族と住んでます。

毎日、アラビア語をしゃべるけどアンミーヤが全然わからないのでおじいちゃんとおばあちゃんとは通じあえない。

しかもみんな俺がアラビア語わかってると勘違いして最近、普通に話しかけてくるし・・・

あ~、毎日楽しいわ~。

結婚式もいったし

羊の放牧は行ってるし

羊の毛刈りもやったし

羊のリアル乳搾りも体験したし

今度時間のあるときにゆっくり書くことにします。

あ~、でも毎日筋肉痛です。

そんな僕を見かねた神様が今日ご褒美を与えてくれました。

なんと、シリアで1、2を争う高級レストランである「シャームパレスホテル」の日本料理店でなんと5ヶ月ぶりの日本料理を食べたのです。

おいしかっっっっっったーーーーーーーーーーー!!!!!!

だって揚げ出し豆腐が出てくるんだぜ

感動しちゃって、もうテンションだだ上がりだよ。

すごいおごってもらった人のこと批判的な感じでうけとめてたけど

彼が神様に見えました。しかも見ず知らずの大阪の少年にあんな高級料理をおごってくれるなんて心が広いのでしょう。

料理の内容は今度かくことにします。

ふう、書くことが多すぎてたいへんだよ。

めんどいから全部ばっさり切るかもしれんけど、それはそれでね・・・

インシャアッラー

2009年8月4日火曜日

目はほんとのまわるの?

暇から一転、毎日忙しく過ごしている今日この頃、みなさまお元気でしょうか?

僕おいそがしいです。

なにでいそがしいか聞きたい?



ほんとに聞きたい?


ほんまに、ほんまに、聞きたい?


ほんまに、ほんまに、ほんまに聞きたい?


教えてあげないよ(笑)




さて、このうっとうしいノリで読者の半分は脱落されたと思われます。

仕方がないので教えてあげます。

是非読んでください。よろしく

実は数日後からダマスカスの郊外県にあるシリアの農村でホームステーをすることになりそうです。

日本の某大学様の調査にあやかって参加させていただく形です。

そのためにダマスカス大学の総長に会いに行ったり(会えなかったけど・・・)

泊めてもらう村のお偉いさんに会いに行ったり

村のお家でご飯を食べさせてもらったり

俺はやっぱこんなことがやりたかったんだなあ~

と思う毎日

最近、語学ばっかりやってて目的を見失いがちだったけど認識させられたのは、語学は僕にとっては人と話したり、人の考えを知るためのツールでしかないこと。

昨日、村の人と話したけど、都会では通じるフスハーはやっぱ田舎ではほとんど通じなかった。

ちょっとショックだったけど、これは神様が与えてくれたチャンスなんだなあ~と思う

ハンドゥリッラー

フスハーもろくにわかってないけどアンミーヤだとなおさらだ。

日本では学術志向やったからフスハーをやりたいと思ってシリアに来たんやけど、フスハーってやっぱり金をある程度持ってる、知識人のための言葉やねん。

もちろんそれはそれで書き言葉やから大切やし、生きてる言語やねんで、

でもそれだけ知っててもみんなの考えがわかるわけじゃないねんなあ~、って思い知らされました。

なんやようわからへんと思うけどやっぱアラビア語をやってる人がいつかはみんなが持つはずのアンミーヤとフスハーの葛藤というものがいまさら来たみたいやねん(苦笑)

でも泊まりこんでアンミーヤの勉強ができるみたいなんでいいチャンスに恵まれたぜ。

しかも普通の留学生が知らずに帰っていく農村に実情を知ることができるんだし。

帰ったらゼミで知識をひけらかして進ぜよう 

はっははっは

いま読んでるそこのあなた、ぞくっとしたでしょ

まあいいや。

なんか真面目な感じでごめんね。

ここからはボーナストラックです。

今日、マアルーラに行ってきました。

中東ではめずらしいキリスト教徒の村です。

世界最古の教会

と言われている教会もありました。

なんか、村が生きてる感じがしてよかったな。

いや、ほら、最近ローマの遺跡を見ても死んでる感じしかしなかったから飽き飽きしてたんです。

ボスラの3倍はよかった。

でもそんな話をしたいわけではありません。

行きのセルビスでの話です。

道ばたに花をもったおばさんが立ってました。

おばさんはセルビスをとめました。

そこまではよかった。

おばさんはセルビスに乗り込もうとしました。

乗れません

そう、おばさんは太りすぎていて普段歩かないから筋肉がおとろえているため、そんな大した段差でないセルビスと地面の間の段差を克服できなかったのです。

うんとこしょ、どっこいしょ。

それでもおばさんは乗れません

男の人が一人、手をひっぱりました。

うんとこしょ、どっこいしょ。

まだまだ、おばさんは乗れません。

もう1人、男の人がもう片方の手を引っ張りました。

うんとこしょ、どっこいしょ。

とうとう、おばはんは乗れました。

おい、ばばあ!ダイエットしようぜ!!!!