2009年9月16日水曜日

あげあげ

昨日、ベイルートで初めてテンションがあがる出来事が・・・

夜、やることがなくて散歩でもしようかと思い、スーパーへ

別になにも買うつもりはなかったのだが食料品のところに自然と足が向かいました。

そこで奇跡の出会いが



「みりん的」


と日本語で書かれてラベルがふと目につく

おおおおおーーーーーー!!!!!!!!!


ダマスで割とがんばったのに見つからなかったみりんがこんなところにーーーーー!!!

別に「みりん的」と書かれていてもかまいません!

みりんの味がすればいいのですよ。

でも購入はしませんでした。

だって実は使わないかもしれんし・・・

もうちょっと熟考してから買おうと思います。


そういえばそのスーパー、パックに入った小麦粉も売ってるし、泡立て器も売っている。

僕の部屋にはオーブンはないけど上の部屋には着いてるから週末はケーキ造りができる!!!!


ハンドゥリッラーフ

ダマスとは偉い違いだ。

さすがラグジュアリーだ

老後に最適だな。


勉強にむかんわこんなとこ

でも先生が俺のために特別クラス用意してくれるらしいからそれは楽しみだ。

2009年9月11日金曜日

ラグジュアリー

アハレーン・ワ・サハレーン

どうも僕です。

レバノンに来て早、1週間

















レバノンくそやな

もう英語、フランス語でみんな小学校のときから教育を受けてるから(公立も)英語みんなペラペラ、でもアラビア語よめへんやつめっちゃおるらしい・・・

あ~、日本帰ったら鬼のようにアラビア語できる同級生たちが待ちかまえているというのに、そんなにレベルの高くないアメリカ人とともに勉強してる俺って・・・・


まあええわ。別に俺アラビア語もともとできるわけでもないからな~。

といじけてみましたが、みなさんお元気でしょうか。

僕はいつもタマームです。

最近、アラビア語の能力よりも自分の英語能力の思わぬ低さに驚き、桃の木、山椒の木です。

あ~あ、シャーム(ダマスの別名ね)にカエリテ~

とプチホームシックです。


でも俺の得意技は現地適応能力

もう、この生活になんだかんだでなれてきたぜ!!!

ダマスでは誰も俺のアラビア語をほめてくれなかった(てか「下手だな~」って面と向かって言われてたし)けどここでは外人がアラビア語しゃべってるだけで「うまい!」ってみんな絶賛だし

へへっ

いや、でも自分の状況を一番わかってるのはやっぱり自分で、レベルが決して高くないことは一番よくわかってるんだよね。

勉強時間は格段に減ってるし、アメリカ人酒ばっか飲んでるし。

悩みの種は尽きません・・・


こんなとこでどうですか?

皆さん、私が今、苦労してるようにおもってるでしょう?

してますとも、英語にね

てことで、リクエストはありませんでしたが懐かしき我が家を思い出すために結婚式のことでも書きますかね




人生、2度目の結婚式出席が新郎も新婦も知らないベドゥウインの結婚式になるとは誰が予測できたでしょうか。

夜に到着し、次の日の朝に

「今日結婚式あるから一緒にダブケおどろうぜ!」

とさそわれる。

ここで間違いが1つ。

普通、先に「結婚式に行く?」と聞くだろ!

何となく家族の属性が見えてきた

ちなみにダブケとは日本で言うマイムマイムのようなものだ。

金曜(結婚式は金曜ど土曜の2日間行うのがベドの常識らしい)だったのでおじいちゃんが礼拝を終えた後にみんな支度をはじめる。

お母さんたち、顔の色と、少しかいま見えた首の色が全然違う・・・・

そして、3時頃、やっと息子のバスに家族全員を乗せ、出発進行!

会場につき、男女が別々の場所に行く

男性の方は真ん中に櫓がたっていて、そこから電球がいっぱいついた電線がのびていてまるで盆踊りか、運動会の会場のよう

ついて椅子に座ってると一緒にいたおじいちゃんの息子にみんな挨拶にくる

聞くところによると、会場にいるのはみんな親類でイラクやヨルダンから結婚式のためにわざわざくるらしいのだ(2日開催するのはそのため)

ゆうに1000人はいただろうか

しばらくするとご飯に呼ばれた

羊とグリンピースの炊き込みご飯としゃばしゃばのヨーグルトにキュウリが入ってるレバンというものを食べ、しばらくボーとするとマイクをもったおっさんがなんかしゃべり始めた。

耳を立ててみた・・・

う?ううう?

あれれ?金額の発表をしてるよ?

そう、日本人としてはありえないことなのだがご祝儀をその場で発表するのだ。

「~家、2000レラ」

って感じで

そのことに驚きを隠せずに、炎天下の中、数時間するとバラの形に固めて、ラメがまぶしてある前髪を保持する新郎が到着し、まちにまったダブケが始まる。

少しようすを見てみた・・・・

思ったよりムズイ

そしてさっきまで金額を発表していたお兄さんが突拍子もなく歌い始めている・・・

ということで覚えよう(ダブケを)と思い2時間凝視

日も傾きかけ、唯一の外人である俺にみんな興味津々だったため数人が俺を誘いはじめた

最初は断ったが、何事も経験だと思い、

ヤッラの精神で参加

全然できなかった・・・

そして終了


どうですか?興味深いでしょ?

誰かベドウィンの研究をするつもりはないですか?

今度のイードにまたまた里帰りするつもりなので全面的に協力しまっせ

てことでヤッラばーい

2009年9月5日土曜日

里帰りリターンズ、そして・・・

やっぱ旅立つ最後の日は家族と過ごすでしょ~。

ってことで帰りました。

どこへ?

もち、シリアのベドゥウィンファミリーのもとへ

今回もかなり遅く、家を出たつもりだったけどイフタールの前にはついてしまった。

ということで、村でおみやげ購入

ご飯を食べ、子供と遊び、またまた遊びに来た村長と話し

そして今日のそのときがやってきました。

家族とのお別れ・・・・

おじいちゃんはもう完璧に家族扱いで挨拶のため唇に口づけされました。

そして、おじいちゃん、おばあちゃんに玄関の先まで見送られ、またまたおじいちゃんに

「またくるんだろ?な!また、くるんだろ!」

と言われ、

「うん、必ず帰ってくるさ、インシャアッラー」

と言い残し、割とあっさりした別れでした。

てことで今、レバノンにいます。

すっげー、ホテル暮らしみたいなとこで日本でいうなら「銀座」のど真ん中にいる感じです。

横にはなんか高級なレバノンのなかでも、指折りのすっごい高級ホテルがあるし・・・・

シリアから来たからカルチャーショックがとてつもなくでかい。

なんか環境適用できずに死んじゃいそうな感じです。

お前は変温動物か!!!!

って感じですよね(あれ?わからんかった?)

いや、でもこれは日本へ帰る前のリハビリと考えた方がいいのかも

いや~、マーシャアッラーですよ。

しかも全然予想してなかったねんけど、いまのとこ俺以外、全員アメリカ人なんですけど・・・

また英語がうまくなるばっかりやな。てへへ

いやいや、アラビア語って話ですよね。

がんばりまっくす

でもレバノンはどうも貧乏たれた僕の肌には合わない感じです。ちょっとやってもうたかもな。




う~ん、今回もおもしろくない・・・・

ってことで今回も付け加えますか・・・

皆さんベドウィンの結婚式って興味ありますか?

しかも男側を皆さん知りたくないですか?

てことで自分のブログを見て、コメントもできる自由の国レバノンに来たあかつきに誰でもアカウントなしでコメントをカキコできるようにしときました。  イエ~ィィィィ!!!!フーーー


ということで最近さみしかったし、裏技が国の方針によって遮断されたため、またまたコメントを見れなかったコメント欄に要望があれば書こうかな~。

皆さん、私の暇つぶしにどうぞつきあってくださいな。

まあ、何でも書いてください

では、今日はこの辺で

さよなら、さよなら、さよなら

(お前は淀川さんか!!!!! あれ!これもわからんかった?しまったジェネレーションギャップップってやつか)

2009年9月4日金曜日

第1次里帰り

1人になったさみしさのため、里帰りしてきました。

ラマダーン中にもかかわらず・・・

本当はお菓子を持って、ご飯を食べ終わった後くらいに

「みんな!お菓子の時間だよ~!!!!」

って感じで登場して、みんなの人気者になろうとしたのに

あろうことか早く家に帰りたいセルビスの運転手さんの奇跡的テクのおかげでいつもより早く着いてしまった・・・・

しかも、セルビスの中でたまたま、おじいちゃんの息子にあってしまったために時間をつぶすこともできず・・・・

そのまま子供たちに発見され、騒がれ、家の中へ・・・・

イフタールのちょっと前に・・・

ほんと迷惑なやつですよね~、すいません。

まあでもイフタールをごちそうになって、のんびり家族との時間をすごしてると

いつも通り、村長がうちの家にくるわけですよ。

ほら、村長、自分の家ではみってるし、彼の家、嫁姑戦争、勃発してるから友達であるおじいちゃんのところに夜の1時くらいまでいるわけですよ。

そして案の定、深夜までのたすくちゃんによる日本語レッスンが行われたわけです。

そのおかげでダマスに帰る気持ちはちょっとあったのにセルビスがなくなったので泊まることに・・・

「まあいいや」と思い、農村のラマダーンを観察していくことに

夜3時の出来事です。

ドンドンドン!ドンドンドン!ドンドンドンドンンドンドンドンンドンンドン!

すさまじい勢いでドアをたたく人が・・・

いや、別に不審者とかじゃないんです。

私が普段住んでるところでは太鼓をたたいて最後のご飯を食べそびれないために起こしてくれる親切な人がシリアにはいるのです。

田舎は家が大きいのですごい勢いでドアをたたいてくれるのですが、数軒離れた家のドアをたたく音まで聞こえるのです。

ちょっと、3時のご飯にさそわれないかなあ~

と淡い期待を抱いていたのですが、

「お前は起きなくていいよ。寝てろ、寝てろ」

と家族に言われ、見れずじまい・・・ プンスカ

でもなんとなく感じがわかってよかった。

今回感じたことなんだけど、ラマダーンってアラブ人をだめにしてないか?

いや、全員とはいわんけど

彼ら夜、がっつり寝てるし

我慢してた分、普段よりあり得ない量のジュースを飲んでるし

ご飯も夜、3時に起こされてそんながっつり食べれるはずないし

それで暑さのため、お昼間ずっと寝てるし

一言で表現すれば

怠惰

だよ。まったく

まあいいっか、俺、一生やることないと思うし。



で別れの朝の話をしましょう。

早起きしてしまったのでいつも通り、おじいちゃん(彼は家族で2番目の早起きさん)と並んで座ってしゃべっていました。

おじいちゃん「今日、ダマスに帰るのかい?それともここにもう一泊していくのかい?」

僕「帰るよ」

おじいちゃん「いいや、お前は帰らない。」

といつもの決めつけクエスチョン

僕「ほら、僕、ダマスでやることいっぱいあるからさ」(別にないけど・・)

お「そうか・・ 夕方に行くのか?」

僕「う、う~ん、朝に行くよ」

お「また来るのかい」

僕「そうだね。レバノンに行く前に一回くるよ」

お「イードには必ず、レバノンから帰ってきて3日ここで過ごしなさい!」

僕「休みがあるかわかんないよ」

お「いいや、ある!!!来いっていったらくるんだよ!!!!!」

とおじいちゃんのいつも通りの勝手に逆ギレパターン

仕方ないので

インシャアッラー

といって切り抜けました。でもあの話では行くことになってるよな・・・・

きっとキリスト教系の大学だからイードとかねーし!

おじいちゃんごめんよ。

てことでマーサラミヤーハンマーミー