2009年9月4日金曜日

第1次里帰り

1人になったさみしさのため、里帰りしてきました。

ラマダーン中にもかかわらず・・・

本当はお菓子を持って、ご飯を食べ終わった後くらいに

「みんな!お菓子の時間だよ~!!!!」

って感じで登場して、みんなの人気者になろうとしたのに

あろうことか早く家に帰りたいセルビスの運転手さんの奇跡的テクのおかげでいつもより早く着いてしまった・・・・

しかも、セルビスの中でたまたま、おじいちゃんの息子にあってしまったために時間をつぶすこともできず・・・・

そのまま子供たちに発見され、騒がれ、家の中へ・・・・

イフタールのちょっと前に・・・

ほんと迷惑なやつですよね~、すいません。

まあでもイフタールをごちそうになって、のんびり家族との時間をすごしてると

いつも通り、村長がうちの家にくるわけですよ。

ほら、村長、自分の家ではみってるし、彼の家、嫁姑戦争、勃発してるから友達であるおじいちゃんのところに夜の1時くらいまでいるわけですよ。

そして案の定、深夜までのたすくちゃんによる日本語レッスンが行われたわけです。

そのおかげでダマスに帰る気持ちはちょっとあったのにセルビスがなくなったので泊まることに・・・

「まあいいや」と思い、農村のラマダーンを観察していくことに

夜3時の出来事です。

ドンドンドン!ドンドンドン!ドンドンドンドンンドンドンドンンドンンドン!

すさまじい勢いでドアをたたく人が・・・

いや、別に不審者とかじゃないんです。

私が普段住んでるところでは太鼓をたたいて最後のご飯を食べそびれないために起こしてくれる親切な人がシリアにはいるのです。

田舎は家が大きいのですごい勢いでドアをたたいてくれるのですが、数軒離れた家のドアをたたく音まで聞こえるのです。

ちょっと、3時のご飯にさそわれないかなあ~

と淡い期待を抱いていたのですが、

「お前は起きなくていいよ。寝てろ、寝てろ」

と家族に言われ、見れずじまい・・・ プンスカ

でもなんとなく感じがわかってよかった。

今回感じたことなんだけど、ラマダーンってアラブ人をだめにしてないか?

いや、全員とはいわんけど

彼ら夜、がっつり寝てるし

我慢してた分、普段よりあり得ない量のジュースを飲んでるし

ご飯も夜、3時に起こされてそんながっつり食べれるはずないし

それで暑さのため、お昼間ずっと寝てるし

一言で表現すれば

怠惰

だよ。まったく

まあいいっか、俺、一生やることないと思うし。



で別れの朝の話をしましょう。

早起きしてしまったのでいつも通り、おじいちゃん(彼は家族で2番目の早起きさん)と並んで座ってしゃべっていました。

おじいちゃん「今日、ダマスに帰るのかい?それともここにもう一泊していくのかい?」

僕「帰るよ」

おじいちゃん「いいや、お前は帰らない。」

といつもの決めつけクエスチョン

僕「ほら、僕、ダマスでやることいっぱいあるからさ」(別にないけど・・)

お「そうか・・ 夕方に行くのか?」

僕「う、う~ん、朝に行くよ」

お「また来るのかい」

僕「そうだね。レバノンに行く前に一回くるよ」

お「イードには必ず、レバノンから帰ってきて3日ここで過ごしなさい!」

僕「休みがあるかわかんないよ」

お「いいや、ある!!!来いっていったらくるんだよ!!!!!」

とおじいちゃんのいつも通りの勝手に逆ギレパターン

仕方ないので

インシャアッラー

といって切り抜けました。でもあの話では行くことになってるよな・・・・

きっとキリスト教系の大学だからイードとかねーし!

おじいちゃんごめんよ。

てことでマーサラミヤーハンマーミー

2 件のコメント:

  1. くっる・さな・うぃんた・たいえぶ。
    怠惰か。取敢えず善行を勧めて過ごせば、ラマダーン、お祭りのやからええんちゃうか・・・?
    っていうか、お菓子、農村でもコナーファとかつく作んの?
    最後の言葉、方言?
    やってみたら、ノリで断食するのも楽しいもんやでー(笑)。

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  2. らまだーんかりーむ

    エジプトはお祭りって感じやったけどシリア全然ちゃうで。ちなみにレバノンはラマダーンのにおいさえ感じない。
    カナーフェはこっちでは、エジプトとはまた違う種類のお菓子やと思う。きっとこっちのは技術が高度すぎて家では作れへんのとちゃうかな?
    あと最後の言葉は去年、シリアのラタキア方言で制作された番組のワンフレーズらしい、めっちゃ人気あったらしくて村の子供がずっといってたねん。(意味は特にない)

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