2009年4月27日月曜日

プチジパング発見しましたパート3

あ~、なんかめんどくさくなってきたのでちゃっちゃと書くね。

で、カイロについたわけ。でもカイロですることなんも決めてなかったから暇なわけ。

そこにいたわけです。アラビア語科のアスディカーが。

いや~、日本語しゃべったね。

ときどき「俺、日本にいるんじゃないか?」と思えるくらい。

あとスーフィーダンス見た。

よかったね。どうしてあれがタダでピラミッドはあんなにぼったくるのか意味がわからなかったね。

カイロ最終日はサディーキーのお家にお泊まりしちゃいました。

夜の2時くらいまでノンアルコールビールを飲みーの、メロン食べーの、とつぎーの。

そして、別れの朝(ちゃんと下條アトム風によんでね!)

N本君は表の道まで送ってくれ、ヌウェバ行きのバスがでるバスターミナルへ・・・

約7時間後、到着した。

最初の印象・・・

ここは廃墟なのか!?

そうです。人がいないんです。

ガイドブックも地図も持ってなかったので頼りになるのは宿で写した手書きの地図と僕のシックスセンスだけ。

もう午後の6時くらいだったので急いで宿を探そうとして町の人に聞きまくる。

そして見つけたわけです。

ビーチの上にたたずむ小屋の群れを

台風が来たら飛んでしまうだろうなと思うくらいの作りで一泊800円くらいの激安リゾート

もう暗かったので海に入るのは次の朝にし、街(といっても店が10軒あるかないかって感じ)に繰り出し、ご飯を探すことに。

お金をあんまり使いたくなかったのでしゃーなしでコシャリ(きっと中国語で書いたら炭水化物天国)を食し、シリアにはないメロンを買い、帰り道、ふと空を見上げた。

やーサラーム。ヌジューム ジャミーラ ジッダン フィッサマーアッ

俺は巨大なプラネタリウムに迷い込んでしまったのかと思うくらいにはっきりとしていて、でも人工物にある嘘の香りはどこにもない。

説明はできない、直感的に感じる美しさがそこにはあった。

やることもないのでそのままビーチにむかい、寝転がり、波の音をききながら、ときを忘れ、ただ空をみる。

星が1つ、そしてまた1つ流れる。

もしかしたら今は燃え尽きてしまった星の光を今現在、僕は見ているのかもしれないとありふれたことを考えながら気づいたら1時間強そこにいた。

ベットに寝転がると移動で疲れていたのかまだ9時にもなってないのに睡魔が襲い、寝てしまった。

すると深夜12時すぎに黒ずくめの女から電話が・・・・

内容ははっきりとは覚えていない。ごめん

次の朝、海に入り、バンガロンに揺られ、おじさんに下ネタトークをされ、でもコフタをいただき、海を眺めた。

2時くらいに港につき、出国手続き。

みんなアラビア語なんてしゃべれねえのに良くこんな旅するねえ~と思ってたら、バックパッカーの半分くらいは流帳なアラビア語をしゃべってたので少しショックを受けた。

帰りの高速船は速かったけど出港時間が3時間くらい遅れたから関係なかった。

船の中では隣のレバノン人が気になるドイツ人のお姉さんに話しかけるのに協力させられた。

そのドイツ人のお姉さん(アンマン在住でアラビア語ペラペラです)とバックパッカーの台湾人のお姉さんにこれからアンマンにいったら深夜に着くから今日はアカバに止まったらといわれたけど、アンマン行きのバスに誘惑され乗り込んだ。

最悪だった。

夜の十時なのに横のおっさんは豆をぽろぽろこぼしながら大声で僕をはさんで逆隣りのおっさんとそして僕の真後ろのおっさんとしゃべるしゃべる。

お前は修学旅行中の中学生か!

とっこみたくなるくらい深夜バスで興奮してるおっさんども、ほんと迷惑

で朝の3時にアンマンに到着。

次の朝の7時、ダマスカス行きのバスに乗るためにそのバス停の近くの宿をさがすことに

開いてる宿をみつけ、フロントで熟睡していた若者をたたきおこし。

「1部屋いくら?」と聞く。

「16」

ファック!4時間のために16なんか払えるかボケ!という気持ちだけを抱え、ベットに戻ってうとうとしている彼に

「朝までロビーにすわっててもいい?」と聞く

完璧に目を閉じていた彼は「いいよ」と寝ぼけながらいう

きっと彼の記憶に僕はいないはずだ。

バスにのりこみ、ダマスに帰る。

途中でバスが故障するというアクシデントにみまわれるも運ちゃんと助手だけで修理してしまった。

ということで無事ダマスにつきましたとさ、めでたしめでたし。

あと余談ですが、昨日、ネットカフェに行こうとしたらシリア人の10歳くらいの女の子に握手を求められ、

「made in China?」と質問を受けたので思わず、

「made in Japan!」といってやりました。僕は外国製ではないのであしからず。

ふー、やっと終わった。

アラビア語でのプレゼンの準備でもしますかね。

1 件のコメント:

  1. いや、おもろかった! よう書いてくれたわ。
    はむでっらっさらーま!
    でも、ヌエバァの空にそこまで惚れ込むってんなら、ダマスに星空は少ないってこと?
    あと、コシャリけなすとエジプト好きにしばかれんで、気ぃつけーやー(・・・俺も同感やけど)。
    やっら・さらーむ。

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